技術者ブログ
クラウド型WAF「Scutum(スキュータム)」の開発者/エンジニアによるブログです。
金床“Kanatoko”をはじめとする株式会社ビットフォレストの技術チームが、“WAFを支える技術”をテーマに幅広く、不定期に更新中!

▼ 2014年9月 アーカイブ
ビッグデータ解析による比較では、WAFはUNION SELECTだけでブロックしてもよさそう?!
2014年9月11日
はじめに
初期のScutumはUNION SELECTという文字列があると単純にSQLインジェクションであると判断して、通信をブロックしていました。現在はもっとインテリジェントな検知エンジンを搭載しており、UNION SELECTだけではブロックしません。
実は、私は5年前には、UNIONだけでもブロックしてよいのではないかと考えていました。というのも、通常の(特に日本語が使われている)ウェブサイトにおいて、ブラウザから「UNION」という文字列が送られてくるケースは非常に稀だろうと思っていたからです。
最近になって、ふと「実際にUNION SELECTが通常の文章の中でどのくらい使われているか、大量の英文のデータを処理してみたいな」と思い、情報収集を開始しました。するとまさにこの用途にぴったりのデータセットが見つかりました。Google BooksのNgram Viewerです。